ワイルドストーム

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・全体
災害パニックものかと思ってたけど、強盗が絡んでくる
原題は"Hurricane Heist"というらしく、タイトルに強盗と入っている。
中盤からはハリケーンと強盗に加えて警察まで絡んできて少しごちゃごちゃするので、もう少し絞ってもらったほうがわかりやすい。
 (ただ警察に関しては強盗側陣営の補充という程度で大した働きは見られなかった。
・冒頭
割と好き。安全な家に避難したのに死にかけるところとか、絶対的な信頼を置いていた父親があっさりやられるところはハリケーンの怖さがよく出てた。
骸骨演出はアレだなと思ったけど、ラストでもう一度やって意味を持たせていた。意味はよく分からなかったけれど。。(恐怖を克服したという意味?依然怖いけど、対処方法を学んだという意味?

・車 ハリケーン追跡専門車の“ドミネーター”というらしい。銃撃されたり暴風にさらされながらも働ける車。一番安心出来る存在。

・ギミック
ハリケーン映画ということもあって、気圧を利用したり津波?が出てきたり。とにかく色んな自然災害を使って戦うシーンが多い。どうも主人公贔屓なシーンが多く、そうはならんだろと思う事が多々あるけど、突っ込んでいたら面白くないので、素直に見るのが良い。
・キャラクター
イマイチ話に生かされていない。ハッカーが金庫のロックを解除しようとしてるけど、結局開けられずに終わったり、兄貴も内部からかく乱するかと思いきや普通に捕まって人質化してしまった。警察の仲間も必要なくて、あれならメイン警察のおじさん一人にしておいた方がすっきりしたと思う。欲望に溢れたキャラクターで印象良かったのにあっさり殺してしまったのはもったいない。